間違った思い込みを作る原因

メカニズム解説

先日、
人生におけるバグは自分の思い込みが作っている
と言う記事を書きましたが↓


望まない現実世界を作り出す不要な思い込み
これ↑を捨てられて


望む現実世界を作り出す新しい思い込み
これ↑に書き換える事ができれば


人生思うがまま、超楽勝~

って事になるわけですが
多くの人がそう簡単にはいってない…
ええ、ええ、私もそうですとも




それはなぜか?
そうです
思い込みを捨てるなんて
まあ~激むずだからです
一朝一夕でできると思うなよ~私は多分一生かかる(笑)




今日は
間違った思い込みを作る(捨てられない)原因
について考えてみようと思います

その1:思い込みとは無意識下にあるもの


そもそも思い込みって
「当たり前、常識」として自分と一体化しているもの



例えば、
水は高いところから低いところに流れる
とか
石は硬い
とか
息吸えばそこに空気がある
とか

当たり前過ぎてあえて意識してなくない?
自分がそれを信じ込んでいるなんて
もちろん考えたこともない
考えるまでもなくふつ~



これ、他にも
○○はこうあるべき  とか
人として○○が正しい  とか
自分はこんな人間  とか
幸せとは○○を持ってること とか
世界とはこんなところ  とか



今、私がこうやって↑言語化できたものは
まだ
「私はこれを思い込んでいる」って事を
なんとか意識できてるってことで
これは氷山の一角



実は、無意識下にもこんなのが
生きてきた年数分蓄積してるわけです
わたくし位の年齢になってくると
とんでもなく膨大な量のはずです(笑)



そして、それに気づいていない



そもそもその思い込みの存在に
気付いていないのだから
都合よくどれかだけ捨てるとか
新しく書き換えるとか
まあ無理よねって話



だから、まずは『気付く』
これは大きな大きな一歩



って言うか、
「私、これ思い込んでるよな~」
 ↑ って思えた時点でもう思い込んでない
ほぼほぼその呪縛からは解かれている
と言っていいと思います




当たり前ですけど
全部把握するなんて無理ですからね~



現実世界にバグが起きた時に
そのバグの原因になっている
不要な思い込みにだけ気づく事ができたら
もう万々歳です
って、それがなかなか見つからんのだけどね(笑)



だから、まずは
私は今、どんな思い込みから
 こんな感情になっているんだろう

って気づこうとする
一歩を踏み出すクセ付けをしていきましょう♪


その2:自分と相手とは違うとわかってない

ぶちょ~!
さすがに自分と他人が違うなんて
当たり前なこと、わかってますがな~
と思ったそこのあなた



これはもう自信をもって断言します


あなたの思ってる5万倍、人はあなたと違います!
5万倍は適当に言うたwww



私と他人は違う


これを教えてもらうまでは
相手の発言に悪意や圧力を感じたり
相手が見せる態度で相手の気持ちや頭の中を想像していました



例えば
二人でおしゃれなレストランに
出かけているのに終始そっぽ向いて無言の娘


私といるのがつまらないのか
このお店が気に入らなかったのか
何か気になる心配事があるのか
理由はわからんが不機嫌まき散らしてるのは間違いない



なんなん?
せっかく連れてきてあげたのに!
ちょっとは楽しむ努力せえよ!
だったら最初から二人で出かけたいとか言うなよ!
喧嘩うってんのか?

くらいまで想像が暴走します

(ちょっと極端に表現しましたが、
 こちらのコンディションによっては
 これくらい暴走しちゃうことも多々あります)




気まずい沈黙の中過ごす数時間…
私があんな事言ったからかな
来なければよかったかな
私とじゃなく他の人と出かけた方が
この子は楽しいんだろうな
そもそも私はいいママじゃなかったよな…



そんなことを思いながら歩いていた帰り道
娘が私の腕にぎゅっとしがみついて
『ママ、今日は楽しかった♪ありがとう♪
今日は一緒にお風呂入ろう!マッサージするよ』
と頬を赤らめて言ったのです




楽しかった?




私には
つまらなそうな、気まずい沈黙の時間
に見えていたけど
娘にとっては
ママと過ごす楽しいひと時だった




たとえ、
わかりやすくはしゃいでいなくても
ブツブツと一人の世界に入っていても
話しかけても上の空でも
全く違う話ぶっこんできても(笑)



彼女は随分前から私とのこのデートを
とても楽しみにしてくれていたし
二人でステキなレストランで楽しめたと
大満足で、とても感謝もしてくれていた


楽しいならこんな表情のはず
うれしいのならこんな態度のはず
私ならこんな時そんな表現はしない

あんな事言うなんて
あんな態度取るなんて
私の事嫌いに違いない
○○と思ってるに違いない



こんな私のものさしで測った娘の頭の中は
私の想像とはまったくかけ離れたものでした


近くにいる家族、同僚、友人はもちろん
コンビニの店員、道ですれ違う親子
通りがかった工事現場のおっちゃん…



私たちは日々の生活の中で
目に入るすべての人に対して
こんなことを無意識下にしています



『私はこの人の事よくわかっている』
と思っている時こそ
全くわかってないと思った方がいい




『他人と私の違い』
を初めて教えてもらった時
それはそれは衝撃でした

目の前に見えていたものが
ガラガラと音を立てて崩れて
まったく違う形に見えてきました



夢中で『違い』を学んだけど
それは本当に深くて複雑で繊細で
結局、私にはその違いが
完全には理解できなかった



わかったことは
人は私の想像の5万倍違う
ってことだけ(笑)



けど、それでいい
それだけわかってれば十分



あの時あんな態度をされて
あんな事を言われて傷ついた



そんな体験から私たちは
『もうあんな思いはしたくない』
『もうあんな風に傷つきたくない』
と、自分を守るために



自分とはこんな人間だ
こんな時はこうするべき
こんな時こんなことするべきではない
世界とはこんなところだ
etc…
いろんな不要な思い込みを握りしめる



けど、そもそも
その思い込みを生むきっかけとなった
相手の頭の中が
あなたが思っていたものと
全く違うものだったのなら



その経験から生まれた思い込みも
如何にいい加減で間違っているか
容易に想像がつくはずです



他人の頭の中を完全に理解することは不可能
それは親であろうと子であろうとです


大切な人たちと絶望的に分かり合えないことが
寂しい、悲しいと思ったこともあったけど



そもそもみんなが全く同じなら
一つの環境変化で絶滅しちゃうじゃん!
『個』がない世界なんて彩ないじゃん!
神様はわざと同じ人間を作ってないんだと思います



違うからこそおもしろい
違うからこそ補い合える
違うからこそ惹かれあう



あなたを嫌ってそうなあの人
あなたを傷つけてくるあの人

あなたが思っているのとは
ぜーんぜん違う事考えてると思いますよ
知らんけど(笑)


その3:今までの思い込みと逆の行動取るのは超絶怖い

さあ、
自分が持っている不要な思い込みに気づけた、
そもそも
その思い込みを作るきかっけとなった
あの時のあの他人の言動も
自分が想像したものとは全然違っていたかも!
じゃあ、この思い込みには信憑性がない
不要なものとわかった、



じゃあ、あとは捨てるだけよね
簡単簡単~



とは行かないのよね~
くそー!



今まで握りしめていた思い込み
間違ってて不要なものかもしれないけど
今までそれで自分を守ってきていたわけだから
その思い込みを捨てて、違う思い込みの基
今までと違う行動をとるって
尋常じゃなく怖い



頭の中の
恐怖や不安を行動選択のベースに持つ邪のエゴが
 イヤな目に遭わされるぞ~
 損するぞ~
 やめとけやめとけ、とんでもない事になるぞ
って脅してくる

 でも

 嫌われたくない
 傷つけられたくない
 損したくない
 認められたい
 愛されたい

そんな不安や恐怖に支配された動機で
選んだ行動では
どんな結果が出たとしても
不安や恐怖を助長していくだけです
(古い思い込みの信憑性を上げる根拠として積み重なる)



新しい思い込みに書き換えるには
震えながら行動してみて

お?すごく怖かったけど
恐れてたことは起こらないじゃん!
大丈夫じゃん!
  とか

思った通りにはならなかったけど
予想外の方向でいい方に行くんじゃん!


などの成功体験を積み重ねていくしかない



この成功体験の積み重ねが
新しい思い込みの信憑性を上げる
根拠となっていきます

※ここで勇気を出して行動しても、思い描いたような結果が
 出ない事は当然ザラにあります
 その時の解釈についても語りたい事山積みなのですが
 長くなるのでそのお話はまだ今度


その4:捨てたいと思ってるその思い込み、実は…

自分にはこんな不要な思い込みがあったと気付けた

恐怖に震えながらも行動して、
小さな成功体験も何度か積んだ

古い思い込みには根拠がなく、
新しい思い込みを信じられるかも!
と思えてもきた



けど、やっぱりなんかモヤモヤする


すぐにまた元の古い思い込みに支配されて
振り出しに戻る
当然現実もあんまり変わってこない

そんなこともよくあります




ここからは前回同様、上級編になりますが
その捨てたい思い込みは
まだまだ浅瀬のダミーの可能性があります



それが本当に捨てたい不要な思い込みなら
気付けた時点でほぼほぼ
その呪縛からは解放されているはずです



どうしても捨てられないのはなぜか?
(↑で書いたように行動するのが怖いももちろあるけど)
実は…
その思い込みを持つことにメリットがあるからどーん



はあああ?メリット?
こんなに私を苦しめる思い込みに
なんのメリットがあるって言うの?
って思いたくなるのはやまやまですが


人間ってつくづく
自分にメリットのない行動はとらない生き物




例えば
『私って何をやっても不器用でポンコツな人間』
と言う思い込み



こんな思い込みを持っているから
いつも自信が持てなくて
人と接するのが怖い
苦しくて、捨てたい思い込みのはずなのに
気付いているのに捨てられない



なら、その思い込みを持つことで
得られるメリットないですか?
その思い込みを捨てることで
発生するデメリットありません?
と言う話です



例えば
『私ってポンコツな人間』ってレッテル貼ると

・頑張らなくて済む
・挑戦して恥かかなくて済む

・怒られなくて済む
・大丈夫?って助けてもらえる
・かわいそうにって気にかけてもらえる

・優しくしてもらえる
・できる人ってバレたら妬まれる

・目立つと排除される
・できるってバレたらいいように
利用される


みたいな感じ



あるかも…
と思えたあなたは上級者です!



じゃあ、その
『できるってバレたら妬まれる』
『目立つと排除される』
って、どこから来たんだろう…



って、もう一枚奥に、
それまでは気づいてなかった
また別の本丸の『不要な思い込み』が
隠れてる可能性大です




私は今
『奪われる、いいように使われる』
と言う思い込みが捨てられず
もう何年も悶々としてます(笑)
つまり、この思い込みにはメリットがあるはず



私自身、まだそのメリットに
いまいちピンと来るものが見つかってません
だから思い込みが外れない



ここの研究室で
日々私の実験の様子をお伝えするので
あなたも是非是非一緒に
捨てたいけど捨てられず
何年もひきずってる思い込みの
その奥を探っていきましょう^^


間違った思い込みを作る原因
いかがでしたでしょうか?


こんな場合はどうなんだろう?
って研究テーマを提供してくださる方は
お問い合わせフォームから送って頂ければ
こちらのサイト内で私の見解と合わせて紹介させていただきます♪
個人情報は伏せて掲載しますのでご安心下さい^^


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